お父さん

第3話 父があたしに教えたもの

投稿日:2017年9月9日 更新日:




第3話
♪。.:*・父があたしに教えたもの♪。.:*・゜

こんにちは まゆ。です

母は15年前に事故で火傷で他界しました

勘当されて結婚して許してくれた3日後に亡くなりました

その15年後 父は2017年3月に癌の闘病生活にピリオド打ちました

危篤の時に父に会いに行きました
最後の看病です

意識がある直前に「すまんかったな ありがとう」
これが生まれて初めて聞いた最初で最後の感謝の言葉でした
あたしも
お父さんが嫌いで でも 大好きだよって

恥ずかしかったけど 初めて父があたしのメンターですって言えました

伝えれて良かったと
今 本当に思っています


そこから精神的な戦いでした まさに忍耐でした…(経験のある方はよくよく辛さがわかって下さると思います)

意識が薄くなり 食べることも 水を飲むことも 自分で呼吸する事も出来なくなる

酸素マスクで口の名が乾いてしまってて 看護婦さんは「危ないから水は飲まさないで下さい」と口の中に専用の乾燥防止のゼリーを塗ってあげてました

看護婦さんが部屋を出た後にこそっとティシュで水を湿らし口の中に水分補給してました

そしたら ちぅちぅって弱ってる口元が少々元気になって水を少しずつ吸ってくれるんですよ

沢山は吐いてしまうので 最期くらい 少しでも

水くらいどうしても飲ませてあげたかった

日に日に弱っていく父を何もして上げることも出来ず顔や手や足を洗って上げる事しか出来ない

見守るしか出来ない自分の情けなさと人間の命ってこんなに大切で大きなものなんだと初めてわかりました

あたし達が普段当たり前にしている事が死にゆく人は出来なくなるんです

当たり前を当たり前と思ったらダメなんですね

感謝しないといけないんですね
それが身にしみて解りました

今の人たちは平然と「死ね」とか言ったりいじめとか虐待とかしてるけど
それって凄く残酷な事をしてたり言ったりしてるんですよ

それが解らない人があたしは一番怖いです

そんな事絶対に言ったりしたりしたらダメなんです

人が人を跳ね除ける権利は誰しも持っていないんです

それをまず教えてもらいました

そして最後の面会で色んな方々が来て頂きました

友達だったり近所の方だったり身内だったり……

あー… ほんとに人の付き合い 繋がりって日頃から大事なんだと再確認されました

今の時代 不景気だったりして
皆ギスギスしてて
1人1人時間のゆとりも無く
ゆっくりと助け合う事が少なくなってきたこのご時世に

ゆっくり助け合う人が少数でいたりするだけで救われる人が大勢と居るんだと解りました

それが 今回父だったり 周りの人達だったりのように思えました

田舎の人らは暖かい付き合いを忘れず思い合う事がある様に思えます

ちょっと顔見に近所同士でしてたり
声掛け合ったり
冠婚葬祭手伝いあったり等など……

お金や役職はこんな時には何も役には立たず
1個の人間で評価される結果なんだと
見舞いに来て頂く事で
この時にハッキリと学習しました
息をとうとう引き取ってしまい
夜の21時だったものですから周りの患者さんにわからない様病室の片付けをし
遺体を一旦安置所に置き
再確認で病室の荷物の忘れ物が無いかと確認しました

もぬけの殻の病室に1人たたずんだ時

2週間の最後の看病が長かった筈なのに物凄く短く感じて
お父さんは3ヵ月程居た病室も短時間で呆気なく片付けされていて

肩の力が抜けて
(気を張ってたんでしょうね あたしなりに)
腰が抜けてしまいました

一時 放心状態でした

それから
駆け足で通夜だの葬式だのとご存知の通りバタバタと……

火葬の時 2時間程でしょうか
お骨だけになったお父さんを砕いて骨壷にいれた時
もう ほんとに居なくなったんだ と
あんなに大きくて
威張ってて
凛としてて
怖くて

嫌いでそして大好きなお父さんが

こんなに小さな骨壷にこじんまりと入ってしまって

何だか本当にこれからの孤独感を痛感した一瞬でした

身内や兄弟は まだまだ元気にいてくれてます


でも 親が居なくなるという孤独感は幾つになっても 取り残されたような想いが募るんですね

それだけ 親って 大きな存在だったんですね

解りませんでした…

元気でいてくれる時は ほんとに 自然で 当たり前と思ってるんですよ

居なくなると

あたし自身 年取ってしまってても
ほんとに独りぼっちになった気がしてしまって

心細くて

これからどうしていいのか解らず

今 やっと 心が落ち着くまで
変な気を張っていましたね

親子って 不思議ですね
何か

繋がってるんですね

居なくなって解るって親不孝ですね

そんな 色んな想いを教えてくれた大きな父でした……




♪。.:*・゜第4話は

お父さんお母さんが
残してくれたもの

をお伝えいたしますね♪。.:*・゜


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